初めての営業はヤクルトレディ

始めての営業経験はヤクルトレディでした。
子供が1歳になってから始めたのですが、初めての営業は戸惑いばかりでした。
いわゆる飛び込み営業というもので、一軒一軒呼び鈴を鳴らしてヤクルトの良さを伝え、定期的に買ってもらうのですが、予想以上に根気と体力そして精神力を使う仕事です。当時、熊本で光免疫療法を受ける親の経済的な援助もあったので仕事を辞めるわけにもいかず頑張るしかありませんでした。
まず呼び鈴を鳴らしたところでインターフォン越しに断られることはしょっちゅうですし、何より皆さん出てきてくれません。
ですので出てきてくれた人にいかに自分を好きになってもらうかをとにかく徹底しました。

独身の頃、品川区の有名な痩身エステで施術師の人柄にすっかりほれ込んだことがあり、行き詰まった時はその時の体験を思い出して原点に返るようにしています。

相手をとにかく褒めて少しでも警戒心を解いてから、ヤクルトを勧めていきます。
決して体に悪いものでもないし、誠心誠意伝えればお客様は買ってくれます。
営業をしていて思うのが、新規のほとんどは情で買ってくれます。
そこからヤクルトの良さを知っていただき、更に定期的に買っていただけるようになります。
会えば会うほど好きになる、と上司に教えられ、とにかく会う努力をしました。
それでも断る人はいますので、そこはすぐ切り替えて次に行きます。
とにかく数をこなし、自分を好きになってもらうことが1番大事だと思います。